ロジカルシンキングでよく使う論理 因果関係、比較類推、統計
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ロジカルシンキングでは、「So What?/Why So?」のように「根拠」から「結論」を導きだす際に使う論理として
、「因果関係」、「比較類推」、「統計」などがあります。
ここでいう「因果関係」は、「演繹的な論理」にあたり、
「比較類推」と「統計」は「帰納的な論理」にあたります。
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ロジカルシンキングで使う因果関係
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ロジカルシンキングで使う「因果関係」とは、ある「根拠」を理由として、
「結論」が発生している場合などにつかいます。
例えば、「私が彼と外出するといつも雨が降る。だから彼が雨を降らしているに違いないわ。」という雨男の例を考えましょう。
この例では、「私が彼と外出するといつも雨が降る。」という根拠から、「彼が雨を降らしている」という結論を「因果関係」を使って導き出しています。
この場合、「原因が他にない」こと、「原因が無かったら、結果が発生しない」こと、そして「原因と結果が逆でない」ことをいう必要があります。
原因が無かったら、結果が発生しない:つまり彼が死んだら2度と雨が降らない。ありえないですね。
原因と結果が逆でない:つまり、雨が降るときは、彼が外出したがる。これはあるかもしれませんねぇ。
つまり、この例では、「彼が死んだら2度と雨が降らない」ということが満たせないことから、「原因が無かったら結果が発生しない」ということを満たせていません。
また、「雨が降るときには、彼が外出したがる。」という原因と結果が逆の可能性も否定できません。
これでは、論理的に(ロジカルシンキング的に)問題があるといわざるを得ません。
ロジカルシンキングの論理構造としての因果関係となります。
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ロジカルシンキングで使う比較類推
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ロジカルシンキングで使う「比較類推」とは、似たような事象と比較することによって、同様の結論を導き出す場合に利用します。例えば、「今、ニューヨークでは中年男性の短パンが大流行しているから、東京でも中年男性の短パンが大流行するに違いない。」という例を考えましょう。
この例では、「ニューヨークでは中年男性の短パンが大流行している」ということを根拠として、「東京でも中年男性の短パンが大流行するに違いない」という結論を「比較類推」を使って導き出しています。
この場合、「比較する2つのものが十分に類似している」ということと、「2つのものの類似性が、同じ結果を導き出す原因となっている」
ことをいう必要があります。
2つのものが十分に類似:ニューヨークと東京は、似ている点と似ていない点があります。ファッションでもまちまちですね。
類似性が、同じ結果を導き出す原因:ニューヨークと東京という街の類似性が、ファッションを決めるのかというと、これはちょっと違うような気がしますね。
つまり、この例では、「ニューヨークと東京の類似性」についてはいえなくもないかもしれませんが。特に大都市であるという点では類似しています。
では、この「大都市」であるという「類似性」が、「同じファッションが流行する」という「結論」を導き出す原因となっているかというと、それはいえないでしょう。
実際、ニューヨークと東京では異なるファッションが流行しています。
これでは、論理的に(ロジカルシンキング的に)問題があるといわざるを得ません。
ロジカルシンキングの論理構造としての比較類推となります。
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ロジカルシンキングで使う統計
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ロジカルシンキングで使う「統計」とは、ある特定の範囲にて得られた結果から、一般的な結果を導き出すに利用します。
例えば、「東京にあるA大学の新入生10人に聞いたところ、7人が車を持っていなかった。
だから、日本の大学生の70%は車を持っていない。」という例を考えましょう。
この例では、「東京にあるA大学の新入生10人に聞いたところ、7人が車を持っていなかった」という理由から、
「日本の大学生の70%は車を持っていない」という結論を導き出しています。
この場合、「そもそもこの調査自体が正しく行われたのか」ということと、「
調査された範囲が、全体を代表するにふさわしいか」ということを確認する必要があります。
調査自体が正しく行われたのか:もし調査が「電車愛好会」メンバーに対して実施されていたら、結果は決して正しく行われたとはいえないでしょうね。
調査された範囲が、全体を代表するにふさわしいか:つまり「東京のA大学の新入生10名」が「日本の大学生」を代表するにふさわしいか。東京という場所、新入生ということを考えても、あまりふさわしくないでしょう。
つまり、この例では、「調査自体の正しさ」についても正しいとは確信がもてず、さらには調査された範囲が全体を代表するものともいえないという問題点を持っているといえます。
これでは、論理的に(ロジカルシンキング的に)問題があるといわざるを得ません。
ロジカルシンキングの論理構造としての統計となります。
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