ロジカルシンキング的コミュニケーション:話手の場合
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自分が話しての場合
人に何かを伝えるときには、聞き手に「期待する反応」が重要となります。
この「期待する反応」こそが、ロジカルシンキングの基礎技術で説明した「結論」となります。
この結論、つまり聞き手に「期待する反応」を導き出すためには、どういった「根拠」
をもってきて、どういう論理を使ってあげればいいかを意識してコミュニケーションをするのです。

このときに、「根拠」としては、「重複や漏れ」が無い(つまりロジカルシンキングのMECEとなっている)ように
注意する必要があります。同様に「根拠」と「結論」の間に、「話しの飛びがなく、
流れが明瞭である」(つまりロジカルシンキングのSo What?/Why So?となっている)ことが必要です。
更に「根拠」と「結論」との間の「論理」が正しいことも守れば、相手に期待する反応が実現できるでしょう。
これによりロジカルシンキング的コミュニケーションが実現できます。
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ロジカルシンキング的コミュニケーション:聞き手の場合
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自分が聞き手の場合
逆に、あなたが聞き手である場合には、「自分に期待される反応」を想定した上で、
自分が話すのと同様にロジカルシンキングのMECEと ロジカルシンキングのSo What?/Why So?を考えて聞くようにすることです。
このときに「重複や漏れ」あるいは「話の飛びや流れの不明瞭さ」があれば、
話し手に質問をすれば、ロジカルシンキング的コミュニケーションが実現できます。

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